【就活】適性検査とは??
こんにちは、ミカミユウトです。
今日は就活における適性検査について書いていこうと思います。
知識がないうちは人体検査でもされるんじゃないかってくらい仰々しい名前ですが、
この適性検査は二つに分けられます。
①SPIに代表される学力検査
②企業風土に合っているか調査する性格検査
この二つを合わせて適性検査と称します。
さっそく両者の概要やら対策やらについて書いていきます。
①学力検査
そのままです!
基本的に言語と非言語があり、わかりやすく言うと国語と数学です。
言語に関しては単語の意味を選ぶものから大学入試現代文のような文章読解まで様々です。
非言語に関しては、ほとんどが中学~高校レベルの数学の内容であり、確率や関数、推論などが出題されます。
私と同じ私立文系のみなさんは高二以来数学に触れていないでしょうから、数学のテストと聞いただけでショック死すると思いますが、実はそこまで難しくありません。
高二の最後、数学の偏差値が39しかなく、理系への道が完全に断たれていた私ですらできたくらいです。
ちなみに全くの余談ですが、同じ早大の基幹理工学部の学生に、数学出来ない、英語話せないと言ったら「存在価値あるの?」と言われたことがあります。
学力検査は基本的に言語、非言語の二本構成ですが、まれに英語が入ってくるパターンがあります。
特にデロイトトーマツコンサルティングやpwcコンサルティングといった外資系コンサルティングファームでは頻出で、日系だと電子部品のオムロンで出題歴があります。
しかし英語に関しては、非言語のようにちょっと問題集をやったくらいでは厳しいケースが多いです。
受験期に偏差値65程度あったのであればなんとかなりますが、苦手だったという方はこれらの企業は諦めるべきだと考えています。
英語を課す企業の数を考えると、対策の時間対効果が極めて悪いためです。
対策のための書籍としては、ナツメ社の 史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集をおすすめします。
非言語は基本の解説がしっかりされているうえかなり難しいものまで幅広くそろっているので、時間はかかりますがこれさえ完璧にしておけば間違いありません。
言語、英語、まれに出題される構造把握まで解説されているため、じっくり時間をかけて万全に準備できる一冊です。
②性格検査
こっちのほうがよくわからないですね。
これは企業にとって望ましい性格か、企業風土に適した性格か、みたいな調査です。
例を挙げないと何が何やらという感じなので挙げますね
この中で自分に最も近いものを選んでください。
①絵を描くことが好きだ
②物事を論理的に考える
③感情が顔に出やすい
④待ち合わせに遅れがちだ
みたいな設問を50個くらい延々とやらされます。
普通に考えれば一番良い人材っぽいのを選んでいけばよさそうですが、これには設問ごとの矛盾を検出するシステムが搭載されているようです。
すなわち、「嘘をついている」というデータが出ると思われます。このような学生は避けられるとみて間違いありません。
ではどうしたらよいか、というとこれは正直わかりません。
というのも理由は二つあり、
①どのように評価しているのか明らかにしてしまったら対策され、性格をねつ造されるので当然ブラックボックスになっている。
②学力検査とともに行われるため、合格、不合格者間での単体での回答比較ができない。
ためです。
というか、性格検査の対策だなんだ書いている書籍やブログは信用に値しないとすら考えています。
電子部品大手キーエンスは適性検査の分析に一人当たり30000円かけているという情報もあり、どの程度詳細に分析されているかわからず、
軽い「盛り」や推奨されがちな、「企業の求める人材に合わせて回答する」といった手法はすべて看破される恐れすらあるためです。
どう対応するかは皆さんにお任せしたいと考えているのですが、参考までに私がとっていた手法を紹介しておきます。
自分の完成した自己PRなどを参考に、自分の強みをいくつか考える。
(私の場合は論理的思考力、革新性、協調性あたりにしていました。)
↓
その性格に合うように回答していく。超マイナスと思われる回答は避ける。
(例として挙げた、待ち合わせに遅れがちだ、等)
↓
企業によって微調整する。たとえば日系大手だと論理を抑えて協調性を押す等。
私としてはこれがベストだと考えていますが、前述のとおりわからないことが多すぎるのでどうするかはお任せします。
今回は適性検査について解説しました。SPIの対策は3月の解禁、遅くとも4月までには完成させておきたいところです!
特に志望動機書いてから適性検査の選考があるパターンだと学力テスト程度で一所懸命書いた志望動機が無駄になることも…準備は早めに!
閲覧ありがとうございました。
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